====== オラクルマシン ====== ===== Oracle Machines (OMs) ===== ===== 概要 ===== **Oracle Machines (OMs)** は、Qubicネットワークにおける分散型オラクルシステムです。オンチェーンの[[スマートコントラクト]]とオフチェーン(現実世界)のデータを橋渡しする「ソフトウェアエージェント」として機能し、外部データをフェッチ・検証・注入する役割を担います。 Qubicの [[upow|Useful Proof-of-Work (uPoW)]] と密接に統合されており、トランザクションの計算エネルギーをAIトレーニング(**[[tag/Neuraxon]]/ニューラクソン**)に活用しながら、信頼性の高いデータを供給します。 {{.:pasted:20251201-105923.png}} ===== 仕組み (How It Works) ===== OMsは、Qubic Protocol Interface (QPI) を通じて以下のフローで動作します。 - **リクエスト発行**: ユーザー(手動)またはスマートコントラクト(自動)が、QPI経由で外部データ(例:株価、天気、センサーデータ、[[tag/DOGE]]価格)をリクエスト。 - **ブリッジとデータ取得**: OMノードがリクエストを標準形式に変換し、外部API(HTTP/MQTT等)からデータをフェッチして署名。 - **検証と合意 (Quorum)**: 676台の [[computor|Computor]](バリデーター)へデータを提出。 * 操作を回避し信頼性を担保するため、**451台以上(約2/3以上)**の同一応答による合意が必要。 * 通常、3-5 ticks(約10秒)以内に解決。 - **注入と実行**: 合意されたデータがスマートコントラクトにfeeless(手数料無料)で注入され、実行。 ===== 主な特徴 ===== * **高信頼・分散型**: * 451個の同一応答を必要とする[[tag/クォーラム]]ベースの検証により、改ざん耐性と Sybil耐性を CertiK監査済みレベルで確保。 * **高速・低コスト**: * 15.5M TPS(CertiK認定)の処理能力。トランザクションは [[tag/ガス代無料|feeless]]ですが、[[tag/uPoW]]を通じて $QUBIC が[[tag/バーン]]されることで[[tag/デフレ]]メカニズムを強化。 * **インセンティブ構造**: * 有効な回答を提供した [[tag/Computor]] は寄付や報酬を受け取り、逆に $QUBIC を消費することでデータ品質を維持。 * **独立性と透明性**: * 外部サービスは Qubic の仕様を意識する必要がなく、ユーザーはクエリのステータス(保留、キャンセル、結果)をリアルタイムで追跡可能。 ===== ユースケース ===== OMs は Qubic の[[tag/スマートコントラクト]]を「より賢く」し、実社会との接点を作ります。 * **DeFiと自動取引**: * 現在のDOGE価格を取得した自動リバランスや、特定の価格をトリガーとした取引。 * **AI・AGI統合 (Aigarth)**: * 現実世界の信号をAI学習素材として供給。**[[tag/Neuraxon]](ニューラクソン)**フレームワークとのハイブリッドで分散型インテリジェンスを実現。 * **IoT・マイニング**: * センサーデータのリアルタイム処理や、[[tag/Doge]]coinマイニングのブロック予測(1/3の成功率を狙う戦略)。 * **その他実用化**: * スポーツスコア、選挙結果、ニュースフィードの活用など、[[tag/Aigarth]] の「感覚器官」として機能。 ===== 関連項目 ===== * [[https://github.com/qubic/oracle-machine|qubic/oracle-machine: The Oracle machine is software that connects to a Qubic Node.]] {{topic>オラクル }} {{tag>オラクル スマート コントラクト Doge ロードマップ 未実装 }}