====== dApp ====== ====== Qubic における dApp (分散型アプリケーション) の解説 ====== Qubic 上の dApp は、従来の[[tag/スマートコントラクト]]の限界を超え、**「超高速・手数料無料・AI統合」**を実現する次世代のアプリケーション形態です。 ===== 1. 圧倒的なパフォーマンス (Bare-Metal Speed) ===== Qubic の dApp は、仮想マシン(EVM 等)を介さず、ハードウェア上で直接実行される **C++ 形式のスマートコントラクト**に基づいています。 * **超高速処理:** 1.1秒〜2秒のティック(ブロック生成)ごとに状態が確定します。 * **スケーラビリティ:** 1,500万 TPS (秒間トランザクション数) を超えるネットワーク能力を活用可能です。 ===== 2. 手数料無料の経済モデル (Feeless) ===== Qubic の最大の特徴は、ユーザーがトランザクション手数料(ガス代)を支払う必要がないことです。 * **ユーザー体験の向上:** マイクロペイメント(微細な支払い)や、高頻度なデータ通信を伴うアプリケーションが現実的になります。 * **計算コストの外部化:** 計算にかかるコストは、マイニング(uPoW)やスマートコントラクトの IPO モデルを通じて相殺されます。 ===== 3. AI との直接的な融合 (AI-Ready) ===== Qubic の dApp は、ネットワークに組み込まれた AI(Aigarth/Neuraxon)と対話できます。 * **エイジェンティック・コマース:** AI エージェントが自律的に意思決定し、取引を実行する高度な dApp の構築が可能です。 * **決定論的な計算:** 全 Computor が同一の計算結果を出すため、複雑な AI 推論の結果をオンチェーンで安全に扱えます。 ===== 5. 課題と今後の展開 ===== * **開発言語:** 現在、スマートコントラクトの開発には高度な C++ の知識が必要ですが、**QubicKit** や **EasyConnect** の登場により、開発の障壁が急速に下がっています。 * **エコシステムの拡大:** ハッカソンを通じて、DeFi、セキュリティ、アンケート(QSurv)、ゲーミフィケーションなど、多様な dApp が誕生しています。 ---- **まとめ:** Qubic の dApp は、単なる「分散型アプリ」ではなく、**「手数料なしで AI が自律的に動くための超高速な実行環境」**を提供します。 {{topic>dApp }} {{tag>dApp 非カストディアル }}