====== 260205 🎤 ALL HANDS AMA要約:ガバナンスと資金管理の枠組み(2026年2月5日実施) ====== * 出典 https://discord.com/channels/768887649540243497/1369949639876542575/1469216476593389643 * by Jg ọ (@jgvks)  このセッションでは、Qubicをオーガニックなコミュニティプロジェクトから、明確さ、資金の分離、および説明責任を軸とした「プロフェッショナルで機関投資家レベルの組織」へと移行させるための新しい構造的枠組みが導入されました。 ===== I. 資金管理の3本柱(Three-Pillar Funding Architecture) =====  利益相反を排除し、財務の透明性を確保するため、資本は以下の3つの独立した「ポット(資金枠)」に分離・隔離されます。 * **コンピューター管理基金 ([[tag/CCF]]):** * プロトコルの心臓部。人間の鍵ではなく、スマートコントラクト(コード)によって管理されます。 * 運営を行う「作業部会(Work Groups)」の給与や運営費を賄います。 * [[tag/Computor]] が支出の最終承認者となります。 * **インキュベーション基金 (Incubation Fund):** * [[tag/CCF]] から完全に隔離され、Qubic [[tag/エコシステム]]内の新しいプロジェクトの育成に専念します。 * [[..:インキュベーション意思決定委員会|インキュベーション委員会]]が監督し、プログラムの戦略的方向性を決定します。 * **上場基金 (Listing Fund):** * 取引所関連の費用や法定通貨のオンランプ( fiat on-ramps)にのみ使用される専用の予備資金です。 * [[tag/CCF]] から分離することで、市場拡大のための資金が一般運営費に流用されるのを防ぎます。 ===== II. 統治階層:戦略 vs 実行 =====  効率を向上させつつ、分散型の監視を維持するための明確な役割分担が導入されました。 ==== 実行レイヤー(作業部会 / Work Groups) ====  技術、マーケティング、サイエンス、コミュニティ管理などの実務部門です。彼らはタスクを実行し、[[tag/CCF]]に資金を申請する「実行者(Doers)」ですが、最終的な戦略的支配権は持ちません。 ==== 戦略レイヤー(各委員会 / Boards) ==== * **上場委員会 (Listing Board):** * 取引所戦略を管理し、流動性への投資を優先順位付けします。 * **インキュベーション委員会 (Incubation Board):** エコシステムの成長プロジェクトを評価・支援します。 * **戦略委員会 (Strategy Board):** * 最高調整機関。全作業部会の目標を調整し、ネットワークのバリデーターの利益を代表する「Computor代表(Delegates)」が含まれます。 ===== III. 監視と独立監査レイヤー =====  コミュニティの懸念に対処し、不確実性(FUD)を軽減するため、サードパーティによる監査メカニズムが導入されます。 * **独立監査人 (Independent Auditor):** * 外部団体を雇用し、資金支出を監査します。 * 運用上のプライバシーを保護しつつ、資金の使用方法に関する透明性を確保します。 * 監査人は [[tag/Computor]] と戦略委員会に直接報告し、これまで欠けていた「チェック・アンド・バランス(抑制と均衡)」の機能を果たします。 ===== IV. プロトコル至上主義と紛争解決 =====  Qubicは、プロトコルの整合性が最高位であることを再確認しました。 * **第一次仲裁者:** * 一般的な紛争は戦略委員会が処理します。 * **最終権限:** * 解決に至らない場合、または紛争がプロトコル自体に関連する場合、**最終決定は [[tag/Computor]] とコードに委ねられます。** * ガバナンスの決定がプロトコルの技術的整合性を覆すことは決してありません。 ===== V. 戦略ロードマップ(2026年のタイムライン) =====  実装は3つのフェーズに分けられます。 ^ フェーズ ^ 時期 ^ 内容 ^ | **フェーズ 1** | 2月 | 調整とフィードバック収集。**2月18日**までに枠組みの承認・有効化を予定。 | | **フェーズ 2** | 3月〜4月 | 監査団体の募集、戦略委員会のための [[tag/Computor]] 代表の選出。コミュニティ・リード役の移行。 | | **フェーズ 3** | 4月以降 | インキュベーション基金と上場基金の長期的な財務的独立を模索([[tag/CCF]]への依存低減)。 | ===== VI. 技術およびエコシステムのアップデート =====  AMAは、開発に関するいくつかの価値の高いアップデートで締めくくられました。 * **[[tag/Doge]]統合:** * メインネット統合の目標日は **2026年3月27日**([[tag/ep206]])(([[tag/ep206]] の初日は 2026年3月25日なので修正があるかも。)) です。 * **[[tag/オラクルマシン]] (OM):** * [[tag/ep200|来週水曜日のアップデート後]]、メインネットで稼働予定。 * **[[..:solana-bridge|Solanaブリッジ]]:** * 開発進行中。ブリッジを完成させるため、Qubic スマートコントラクト専門の開発者を現在募集中です。 * **ティア1(主要)取引所上場:** * [[..:上場委員会|上場委員会]]は「忍耐第一」の戦略を採用。 * [[tag/エコシステム]]にとって最大の投資収益率(ROI)を確保するため、最適な市場ボリュームと価格条件を待ってから主要上場を実行します。 {{topic>ama }} {{tag>news ama 260205 doge オラクルマシン ep200 ep206 上場委員会 All-Hands }}