ASIC とは「Application Specific Integrated Circuit」の略称で、特定の計算処理(暗号資産のマイニングなど)を行うためだけに専用設計された電子回路のことです。
汎用的なコンピュータ部品(CPUやGPU)と比較して、以下の明確な特性があります。
| 項目 | CPU (Qubic等) | GPU (Ethereum等) | ASIC (Bitcoin等) |
|---|---|---|---|
| 汎用性 | 非常に高い(何でもできる) | 高い(画像処理、AI) | ゼロ(専用の計算のみ) |
| 効率 | 低い | 中程度 | 圧倒的に高い |
| 寿命 | 長い(用途転用が可能) | 長い(ゲーミング等) | 短い(難易度上昇で陳腐化) |
Qubicの設計者であるCfB(Come-from-Beyond)は、ASICによるマイニングの独占を嫌い、「ASIC耐性(ASIC Resistance)」を重視しています。
ASICは「究極のマイニングマシン」ですが、同時にマイニングの民主化を阻む壁でもあります。Qubicのエコシステムが CPUマイニングを強調するのは、「誰もが自分のPC(CPU)で参加できる世界」を守るためという哲学的な背景があります。