ソースに基づき、`qubic-cli` で使用可能な主要なコマンドリストをカテゴリー別に日本語で解説します。
### 1. 基本設定 (Basic Config)
これらのオプションはコマンドの前に指定して動作をカスタマイズします。
-conf <ファイル名>: 設定ファイルを指定します。ファイル内の変数はパラメータ値で上書き可能です。
-seed <シード>: 秘密鍵を生成するための55文字のシードを指定します。
-nodeip <IPアドレス>: ブロックチェーン情報の照会先となるノードのIPv4アドレスを指定します(デフォルト: 127.0.0.1)。
-nodeport <ポート>: 照会先ノードのポート番号を指定します(デフォルト: 21841)。
-print-only <base64 | hex>: トランザクションをネットワークに送信せず、生データのみを表示します(オフライン署名用)。
### 2. ウォレットコマンド (Wallet Commands)
-showkeys: シードからアイデンティティ、公開鍵、秘密鍵を生成・表示します。
-getbalance <ID>: 特定のアイデンティティの残高(Qubic量、入出金トランザクション数)を表示します。
-getasset <ID>: 特定のアイデンティティが保有するアセット(資産)のリストを表示します。
-sendtoaddress <宛先ID> <数量>: 標準的な送金トランザクションを実行します。
### 3. QUTILコマンド (Qutil Commands)
-qutilsendtomanyv1 <ファイル名>: 1つのティック内で最大25件の一括送金を行います。ファイルには1行ごとに「ID 数量」を記述します。
-qutilburnqubic <数量>: Qubicをバーン(焼却)します。
-qutildistributequbictoshareholders <発行者ID> <アセット名> <数量>: 株主に対して保有数に応じたQubicを分配します。
-qutilcreatepoll: 新しい投票(Poll)を作成します。
-qutilvote <投票ID> <数量> <選択肢>: 投票に参加します。
-qutilgetfee: 現在のQUTIL利用手数料を表示します。
### 4. ブロックチェーン / プロトコルコマンド (Blockchain/Protocol Commands)
-gettickdata <ティック番号> <出力ファイル名>: 特定のティックデータを取得し、ファイルに書き出します。
-readtickdata <ファイル名>: ファイルからティックデータを読み取り、内容を画面に表示します。
-gettxinfo <TX_ID>: トランザクションの詳細情報を取得します。
-checktxontick <ティック番号> <TX_ID>: 特定のティックにトランザクションが含まれているか確認します。
-getsysteminfo: 現在のシステムステータス(初期ティック、マイニングシード、エポック情報など)を表示します。
### 5. ノード管理コマンド (Node Commands)
-getcurrenttick: ノードの現在のティック情報を表示します。
-sendspecialcommand <番号>: ノードに対して特殊なコマンドを送信します。
-synctime: ローカル時刻とノードの時刻を同期させます(NTP同期が必要)。
-getminingscoreranking: 現在のマイニングスコアランキングを取得します。
### 6. スマートコントラクト関連 (Smart Contract Commands)
-callcontractfunction: コントラクトの関数を呼び出し、出力を表示します。
-invokecontractprocedure: コントラクトの手続きを実行します。
-qxgetfee / -qxissueasset: QX(取引所)コントラクトの手数料確認やアセット発行を行います。
-qswapcreatepool / -qswapaddliquidity: Qswap(AMM)でのプール作成や流動性提供を行います。
-qbondstake / -qbondtable: QBONDでのステーキングやAPY情報の確認を行います。
`qubic-cli`は多機能なツールですが、ウォレットの代わりとして使用する場合は適切な操作と注意が必要です。詳細なヘルプは `./qubic-cli -help` でいつでも確認できます。