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ダッチオークション

🌷 ダッチオークション(Dutch Auction)とは

  • ダッチオークションは、通常のオークション(イングリッシュオークション)とは逆で、価格が徐々に下がっていく形式の競売方法です。
  • この名称は、かつてオランダ(Dutch)で生鮮食品、特にチューリップの球根の競売に使われていたことに由来します。

仕組み(通常のオークションとの違い)

項目 ダッチオークション イングリッシュオークション(通常)
開始価格 非常に高い価格からスタートする 比較的低い価格からスタートする
価格の動き 時間の経過とともに徐々に下落する 参加者の入札により徐々に上昇する
落札決定 最初に買い手が現れた時点の価格で決定 最高額を提示した買い手で決定

Qubicにおける機能

Qubic のスマートコントラクト IPO においてダッチオークションを採用する主な目的は、市場参加者(ユーザー)にそのコントラクトの経済的価値を決定させることにあります。

  • 市場による価値発見: 価格が高く設定されている間は誰も入札しませんが、価格が下がり、ユーザーが「このコントラクトはこの価格でネットワーク資源を使用するに値する」と判断した瞬間に購入(入札)が発生し、それが市場が認めた公正な価格となります。
  • 不要なコントラクトのフィルタリング: オークションはフィルターとして機能し、「グローバルなスーパーコンピューター上で計算資源を使うに値するか?」という問いに市場が答えることを強制します。
    • これにより、単なるテストや低品質で需要のないコントラクトのデプロイを、経済的な側面から防ぎます。

 この仕組みは、コントラクトのデプロイ費用を市場に委ねることで、経済的な検証を促し、コントラクトがネットワークに過度な負担をかけることを防ぐための生存メカニズムとして機能しています。

tag/ダッチオークション.1768504497.txt.gz · 最終更新: by d.azuma