ユーザ用ツール

サイト用ツール


tag:ラグプル

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
tag:ラグプル [2026/02/16 23:23] – 削除 - 外部編集 (不明な日付) 127.0.0.1tag:ラグプル [2026/02/16 23:23] (現在) – ↷ 移動操作に合わせてリンクを書き換えました。 d.azuma
行 1: 行 1:
 +====== ラグプル ======
  
 +===== ラグプル (Rug Pull) 解説 =====
 +
 + **ラグプル**とは、直訳すると「足元の絨毯(ラグ Rug )を引き抜く(Pull)」という意味で、暗号資産プロジェクトの開発者や運営者が、流動性プールから資金を突然引き抜き、投資家を置き去りにして逃亡する詐欺行為を指します。
 +
 +----
 +
 +===== 1. 一般的なラグプルの仕組み =====
 +
 + ラグプルは主に分散型取引所(DEX)の仕組みを悪用して行われます。
 +
 +  * **トークンの作成と宣伝:** 
 +    * 魅力的なプロジェクトを装い、独自のトークンを発行。SNS等で期待感を煽り、投資家を集める。
 +
 +  * **流動性の供給:** 
 +    * 運営者がDEX(QSwap等)にトークンと対になる資産(QUBIC等)を供給し、売買可能な状態にする。
 +
 +  * **出口戦略:** 
 +    * 投資家が買い支えてトークン価格が上昇し、プール内の対価資産(QUBIC等)が十分に貯まったところで、運営者が**「流動性を一気に引き抜く」**あるいは**「大量のトークンを売却」**する。
 +  * **崩壊:** 
 +    * 流動性が失われたトークンは売却不可能となり、価格はほぼゼロ(無価値)になる。
 +
 +
 +
 +===== 2. ラグプルの主な種類 =====
 +
 +^ 種類 ^ 特徴 ^
 +| **流動性引き抜き** | プール内の交換用資産をすべて持ち去る。最も一般的。 |
 +| **ダンプ (Dumping)** | 運営が保有する大量のトークンを市場に投げ売りする。 |
 +| **ハニーポット** | スマートコントラクトに制限をかけ、購入はできるが「売却できない」ようにする。 |
 +
 +===== 3. レッドフラグ:ラグプルを見分けるポイント =====
 +
 +  * **流動性がロックされていない:** 
 +    * 運営者がいつでも流動性を引き出せる状態にある。
 +
 +  * **特定のウォレットへの集中:** 
 +    * 供給量の大部分を運営者や特定の数名が保持している。
 +
 +  * **匿名チーム:** 
 +    * 開発者の素性が不明で、責任の所在が曖昧。
 +
 +----
 +
 +===== 4. 特殊なケース:「戦略的・防衛的ラグ」 =====
 +
 + [[.news:260125-garth-in-trouble|2026年1月の $GARTH 事件]]で見られたように、例外的に[[.news:260127-garth-intentionally-rugged-order-book|正当な理由で行われる「ラグ」]]も存在します。
 +
 +  * **目的:** 
 +    * **「ハッカーへの現金化ルートの遮断」**。
 +
 +  * **手法:** 
 +    * ハッカーが盗んだ大量のトークンを市場に投げ売る前に、運営が先んじて流動性を引き抜くことで、ハッカーの出口(換金先)を物理的に消滅させる。
 +
 +  * **対応:** 
 +    * 悪意のラグと異なり、運営が**「巻き込まれたユーザーへの返金」**を約束し、新トークンへの移行(スナップショット)を前提とする場合、これはプロジェクト存続のための「焦土作戦」として機能します。
 +
 +
 +----
 +===== Related Articles =====
 +{{topic>ラグプル }}
 +
 +
 +
 +{{tag>ラグプル セキュリティ }}