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非カストディアル

Qubic における 非カストディアル (Non-custodial) の解説

Qubic において「非カストディアル」とは、「ユーザーが自分の資産(秘密鍵)の全権を自分自身で保持し、第三者に依存しない」状態を指します。

1. 核心:「自分の鍵、自分の資産」 (Your Keys, Your Crypto)

従来の銀行や中央集権型取引所(CEX)では、資産の管理権は運営側にありますが、Qubic の非カストディアル環境では、資産を動かすための秘密鍵(Private Key)をユーザーのみが保持します。

  • 完全な所有権: ネットワーク上の QUBIC やその他の資産は、ユーザーの署名なしには誰も動かすことができません。
  • リスクの所在: 管理を代行する組織が存在しないため、秘密鍵を紛失すると資産の復旧は不可能になります。

2. ゲートウェイ(ポータル)の役割

Qubic PORTAL(dexqubic)などのサービスは、インターフェース(窓口)を提供するだけであり、ユーザーの資産を預かるわけではありません。

  • 接続の仕組み: ユーザーは自身のウォレット(例:Qubic Wallet)をポータルに「接続」して操作しますが、資産は常にオンチェーンのユーザーアドレスに留まります。
  • 信頼の最小化: ポータルの運営者がハッキングされたり閉鎖されたりしても、ユーザーの資産が直接盗まれるリスクはありません。

3. Qubic の特性と非カストディアルの相性

Qubic は以下の理由により、非カストディアルな運用に非常に適しています。

  • 直接的なトランザクション: 手数料無料のプロトコルにより、ユーザーは第三者を介さず直接オンチェーンで頻繁に取引を行うことができます。
  • スマートコントラクトとの対話: 非カストディアルな状態で、直接 QSurv(アンケート)や DEX(取引所)などの dApp と安全に対話可能です。

4. メリットとデメリット

項目 メリット デメリット
セキュリティ 第三者の倒産や不正による紛失リスクがない 自己管理ミス(紛失・盗難)が自己責任となる
自由度 24時間365日、誰の許可もなく送金・利用が可能 パスワード(リカバリーフレーズ)の厳重な保管が必要
プライバシー 資産状況を特定の企業に監視・凍結されない 法的な保護やカスタマーサポートを受けにくい

結論

Qubic における非カストディアルとは、「究極の自由と自己責任」を意味します。これは、中央集権的な機関を介さずに AI 経済や DeFi に参加するための、Web3 の基本原則です。

tag/非カストディアル.1766965835.txt.gz · 最終更新: by d.azuma