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QUTL

Qubic QUtil:コマンドライン・ユーティリティツール

QUtil は、Qubic ネットワークと直接やり取りを行うための強力なコマンドラインツール(CLI)です。主に開発者、Computor 運用者、および高度なマイナーが、ウォレットの操作やネットワークデータの取得に使用します。

1. 主な機能と役割

QUtil を使用することで、グラフィカルな GUI ウォレットを介さずに以下の操作が可能になります。

  • アドレスの生成と管理: 新しい Qubic ID(Seed)の生成や、既存のアドレスの残高確認。
  • トランザクションの作成: $QUBIC の送金や、スマートコントラクトの呼び出し命令(パブリッシュ)の実行。
  • データのエンコード/デコード: Qubic 特有のデータ形式(三進法データや Base58 等)を人間が読める形式に変換。
  • ネットワーク情報の取得: 現在のティック、エポック、Computor の状態などのリアルタイムデータの抽出。

2. QUtil の活用シーン

一般ユーザーよりも、以下のような自動化や技術的検証が必要な場面で重宝されます。

  1. 一括送金の自動化: スクリプトと組み合わせて、複数のアドレスへ同時に送金を行う。
  2. スマートコントラクトの開発: 自作のコントラクトをテストネットやメインネットにデプロイする際のインターフェース。
  3. ノードの監視: 自身のノードが正しく Quorum(合意)に参加しているかを詳細にログ出力・確認する。

3. 技術的特徴

  • 軽量かつ高速: GUI を持たないため、低リソースのサーバー上でも動作します。
  • 直接的な通信: Qubic ネットワークのピア(Peer)と直接通信を行い、中間サーバーを介さない透明な操作が可能です。

使用上の注意点

  1. シード(Seed)の取り扱い: コマンドラインで Seed を入力する場合、シェルの履歴に残るリスクがあります。セキュリティ対策が施された環境での使用が必須です。
  2. 正確な構文: 誤ったパラメータでトランザクションを送信すると、資産を失う可能性があります。まずはテストネット等での検証が推奨されます。

結論

QUtil は Qubic エコシステムの「スイスアーミーナイフ」のような存在です。技術的な障壁は GUI よりも高いですが、Qubic の持つ真の柔軟性とパワーを引き出すためには欠かせないツールです。

tag/qutil.1767321766.txt.gz · 最終更新: by d.azuma