Qubicは、産業用分散コンピュートネットワークとして設計されており、極めて強力なビザンチン障害耐性(BFT)を実現しています。 これは単なる「33%耐性」の古典的BFTではなく、実質的に99.9%以上の悪意ノードが存在してもネットワークが正しく動作し続けるという、他に類を見ないレベルです。
Qubicは「Useful Proof of Work + 決定論的クォーラム + Arbitrator最終防衛線」という三層構造でBFTを達成しています。
| 層 | 耐性レベル | 説明 |
|---|---|---|
| 1. Computorクォーラム | 最大 325/676(約48%) の悪意ノードに耐性 | 676台のComputorのうち451台以上が同一の正しい結果を提出しない限りティックは進まない |
| 2. 決定論的計算 | 悪意ノードが嘘をついても即座に検出 | すべてのComputorは同一入力に対してビット単位で同一の出力を生成しなければならない |
| 3. アービトレーター(49名) | ネットワーク完全停止時の最終防衛線 | クォーラムが形成できない極端な状況でのみ介入。状態改ざんは不可能 |
| システム | 耐えられる悪意ノード割合 | 正直ノードが少数でも安全か? | ファイナリティ |
|---|---|---|---|
| 古典的PBFT / Tendermint | 33%未満 | ×(2/3以上必要) | 即時 |
| Ethereum (Casper FFG) | 33%未満 | × | 経済的ファイナリティ |
| Solana (Tower BFT) | 33%未満 | × | 確率的 |
| Bitcoin (Nakamoto Consensus) | 50%未満 | ○(最長チェーン) | 確率的 |
| Qubic | 実質99.85%(675/676) | ○(1台でも正直なら安全) | 即時かつ決定論的 |
| 攻撃タイプ | Qubicでの結果 |
|---|---|
| 51%攻撃 | 不可能。過半数が嘘をついてもビット一致しないためクォーラム形成不可 |
| Sybil攻撃 | 無意味。Computorは毎週のパフォーマンスで選出されるため、数量ではなく質が重要 |
| DDoS攻撃(Computorへの攻撃) | 一時的なティック遅延は発生するが、ネットワークはストールしても状態は改ざんされない |
| Arbitrator乗っ取り(49名全員悪意) | 理論上は可能だが、現実的には世界中に分散しており極めて困難。介入しても過去状態は変えられない |
いいえ。むしろ強化しています。
→ これは「Liveness-only Trust」と呼ばれ、BFT理論の最先端です。
Qubicのビザンチン障害耐性は以下の通りです:
これは「世界で最も強いビザンチン障害耐性」と言っても過言ではなく、 真の分散型ワールドコンピュータを実現するための基盤となっています。