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クォーラム
Qubic Quorum(クォーラム)の解説
Quorum(クォーラム) とは、Qubic ネットワークにおいて「何が正しいデータか」を決定するための合意形成メカニズムです。Qubic は伝統的なブロック(鎖)構造ではなく、ティック(Tick)ごとの合意によって状態を更新します。
1. 451/676 の原則
Qubic の Quorum は、選出された 676 名の Computor(コンピュター) によって構成されます。
- 合意の閾値: ネットワークが新しいティックを確定させ、取引やスマートコントラクトを実行するためには、最低でも 451 名(全体の約 2/3 以上) の Computor が同じ結果に署名する必要があります。
- 安全性: 451 票という高い閾値により、一部の Computor が不正を行ったりオフラインになったりしても、ネットワークの正当性と継続性が保たれます。
2. Quorum が決定するもの
Quorum は各ティックにおいて、以下の内容に合意します。
- トランザクションの有効性: 二重支払いがなく、署名が正しいか。
- スマートコントラクトの実行結果: 計算結果がビット単位で全員一致しているか。
- ガバナンス投票: プロトコルの変更や予算提案(Proposal)が承認されたか。
3. Quorum とティック(Tick)の関係
Qubic は約 1.1秒〜2秒ごとに「ティック」を生成します。
- 各 Computor が自分の計算結果をネットワークに放送(Broadcast)する。
- 他の Computor の結果を受け取り、集計する。
- 451 名以上の一致を確認した瞬間、そのティックが「確定」し、次のティックへ進む。
- この高速な合意サイクルにより、Qubic は他のブロックチェーンを圧倒する決済速度を実現しています。
4. Quorum への参加(マイナーの影響)
一般ユーザーやマイナーは直接 Quorum には参加しませんが、間接的に関与しています。
- Computor の選出: マイナーがハッシュパワーを提供することで、どの 676 名が Quorum(決定権)を握るかを決定します。
- 監視: Quorum の合意内容は公開されており、不適切な挙動をする Computor は次期エポックでマイナーから見捨てられ、Quorum から排除されます。
結論
Qubic の Quorum は、「スピード」と「信頼」を両立させるための究極の民主主義システムです。451/676 という数学的な裏付けがあることで、中央集権的な管理者がいなくても、ネットワークは止まることなく、常に正しい状態を維持し続けることができます。
tag/クォーラム.txt · 最終更新: by d.azuma