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ベアメタル

Qubicにおけるベアメタル

Qubicのベアメタル(Bare-Metal)は、ネットワークのコアソフトウェアが伝統的なオペレーティングシステム(OS)や仮想マシン(VM)を介さず、直接ハードウェア上で動作するアーキテクチャを指します。これにより、パフォーマンス、セキュリティ、分散化が向上します。ホワイトペーパーでは、ネットワークインフラストラクチャの重要な要素として説明されており、Qubicの決定論的実行モデルを支えています。

ベアメタルの背景と目的

伝統的なブロックチェーンは、OS上で動作するため、コンテキストスイッチ、割り込み、ネットワークスタックなどのオーバーヘッドが発生し、パフォーマンスを制限します。また、OSレベルの脆弱性が攻撃ベクターとなります。Qubicはこれを解決するため、ベアメタル展開を採用。UEFIブートでQubic.efiをロードし、OSなしでマシンを制御します。

利点

  • パフォーマンス向上: OSレイヤーの排除により、ハードウェアリソースに直接アクセス。サブ秒ファイナリティと数百万TPSを実現。
  • セキュリティ強化: OS関連の脆弱性を排除。リモート攻撃を防ぎ、物理アクセスが必要になるため、悪意のある活動を抑制。
  • 信頼性: バックグラウンドタスクやプロセス管理なしで、安定した予測可能な環境を提供。
  • 分散化の促進: セットアップの努力が障壁となり、専用参加者を引きつけ、悪意のあるオペレータを減らす。

他のチェーンとの違い

SolanaやICPなどのチェーンはベアメタルインフラ(物理サーバー)を使用しますが、LinuxなどのOS上で動作するため、真のベアメタル実行ではありません。QubicはOSなしでプロトコルがハードウェアを直接制御します。

tag/ベアメタル.1765073107.txt.gz · 最終更新: by d.azuma