ユーザ用ツール

サイト用ツール


tag:core-lite

文書の過去の版を表示しています。


Core-Lite

解説:Qubic Core vs Qubic Core Lite

Qubicのエコシステムには、ネットワークを支える2つの主要なノード実装が存在します。それぞれの役割と設計思想は明確に異なります。

比較項目 Qubic Core (Computor) Qubic Core Lite
:— :— :—
リポジトリ qubic/core hackerby888/qubic-core-lite
主な役割 「創る」 (検証・合意・ブロック生成) 「読む・繋ぐ」 (同期・API提供・リレー)
AIマイニング あり (必須 / UPoW) なし (機能自体が存在しない)
合意形成 あり (定足数投票に参加) なし (投票権を持たない)
ハードウェア 超高性能 (ベアメタル推奨・高GPU/RAM) 軽量 (VPS・一般PCで動作可能)
ネットワーク負荷 極大 (全ノードとの通信・同期) 小 〜 中 (必要なデータのみ同期)
主な利用者 選出された676人のComputor 開発者、取引所、エクスプローラー運営者

1. Qubic Core (The Computor)

「ネットワークの心臓」

Qubic Coreは、ネットワークのバリデーターである「Computor」が実行するために設計されたフルスタックのソフトウェアです。

  • 全能のノード: トランザクションの検証、スマートコントラクトの実行、AIトレーニング(UPoW)、そしてクォーラム(定足数)投票による合意形成のすべてを行います。
  • リソースの怪物: AIトレーニングを行いながらネットワークを維持するため、ベアメタルサーバーやハイエンドなGPU、大量のRAM(64GB〜)を要求します。
  • 閉じたエリート: 常にパフォーマンスランキング上位676ノードだけが「Computor」としての地位を維持できます。

2. Qubic Core Lite

「ネットワークの窓口」

Qubic Core Liteは、Coreから「維持・生成」に必要な重い機能を削ぎ落とし、「利用」に必要な機能に特化させた軽量実装です。

  • 必要最小限:
    • AIマイニングや合意形成の機能を持たず、ブロックデータ(Spectrum)の同期と維持のみを行います。
  • API特化:
    • JSON-RPCなどを通じて、外部アプリケーション(ウォレットやdApps)がブロックチェーンデータを参照したり、送金リクエストを投げたりするための「サーバー」として機能します。
  • 高効率:
    • 一般的なVPS(数vCPU / 4-8GB RAM)で軽快に動作し、低コストでネットワークへの接続ポイントを確保できます。

結論:どちらを使うべきか?

  • Qubic Core (Computor):
    • ネットワークの運営に参加し、マイニング報酬や運営報酬を得たい場合。(ただし、莫大なハードウェア投資と競争が必要)
  • Qubic Core Lite:
    • 自分のサービス(取引所、アプリ、エクスプローラー)のために安定したデータ参照元が欲しい場合、あるいは低コストでネットワークの分散化に貢献したい場合。
tag/core-lite.1767998057.txt.gz · 最終更新: by d.azuma