Qubic と IOTA は、共通の創設者と「分散型コンピューティングの未来」という共通のビジョンを持つ、兄弟のような関係にあります。
両プロジェクトの核心にいるのは、分散型台帳技術(DLT)のパイオニアである Sergey Ivancheglo(通称:Come-from-Beyond / CfB) 氏です。
「Qubic」という名前自体、もともとは IOTA エコシステム内でのプロジェクト名でした。
両プロジェクトは、他のブロックチェーンとは一線を画す特異な技術的特徴を共有しています。
現在は、それぞれ異なる道を歩んでいます。
| 項目 | IOTA (現在) | Qubic |
|---|---|---|
| 構造 | Tangle (DAG) | 同期型ティック (uPoW) |
| 署名方式 | Ed25519 (利便性のため量子耐性を後回し) | Lamport (量子耐性を維持) |
| 合意形成 | IOTA 2.0 (Coordicide) | 676台の Computor によるクォーラム |
| 主な目的 | IoT 決済・データ転送 | 有用な計算 (AI学習) と分散型コンピューティング |
Qubic は、IOTA がかつて夢見た「分散型コンピューティングの完成形」を、CfB 氏がゼロから再構築したプロジェクトと言えます。
両者は競合というよりも、同じ根を持つ異なる進化を遂げたプロジェクトであり、Qubic を理解することは、IOTA が本来目指していた真のポテンシャルを理解することにも繋がります。
| ページ | タグ |
|---|---|
| IOTA, Lamport 署名, 量子耐性, 三進法計算 |