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IOTA

Qubic と IOTA の関係

 Qubic と IOTA は、共通の創設者と「分散型コンピューティングの未来」という共通のビジョンを持つ、兄弟のような関係にあります。

1. 創設者 Sergey Ivancheglo (CfB) という共通の源泉

 両プロジェクトの核心にいるのは、分散型台帳技術(DLT)のパイオニアである Sergey Ivancheglo(通称:Come-from-Beyond / CfB) 氏です。

2. 「Qubic」の名称の由来と変遷

「Qubic」という名前自体、もともとは IOTA エコシステム内でのプロジェクト名でした。

3. 技術的な共通点と「量子耐性」へのこだわり

 両プロジェクトは、他のブロックチェーンとは一線を画す特異な技術的特徴を共有しています。

4. IOTA と Qubic の決定的な違い

 現在は、それぞれ異なる道を歩んでいます。

項目 IOTA (現在) Qubic
構造 Tangle (DAG) 同期型ティック (uPoW)
署名方式 Ed25519 (利便性のため量子耐性を後回し) Lamport (量子耐性を維持)
合意形成 IOTA 2.0 (Coordicide) 676台の Computor によるクォーラム
主な目的 IoT 決済・データ転送 有用な計算 (AI学習) と分散型コンピューティング

結論

 Qubic は、IOTA がかつて夢見た「分散型コンピューティングの完成形」を、CfB 氏がゼロから再構築したプロジェクトと言えます。

 両者は競合というよりも、同じ根を持つ異なる進化を遂げたプロジェクトであり、Qubic を理解することは、IOTA が本来目指していた真のポテンシャルを理解することにも繋がります。