Epoch 197
「QSwap (SC) は手軽でレートも良い」—— そう思われがちですが、それは少額取引に限った話です。
実際の検証データ(Garth → Qubic)を基に、大口取引で発生する数千万 Qubic 規模の損失の正体を解き明かします。
まず、10,000 Garth を売るケースを見てみましょう。
少額であれば、板のスプレッド(売りと買いの差)を気にする必要がない QSwap (SC) の方が効率的に利益を出せます。
次に、43,506,766 Garth を一気に売らなければならないケースです。ここから AMM 特有の「価格インパクト」が牙を剥きます。
なんと、一括で売るだけで 3,000万 Qubic 以上 も手取りが減ってしまいます。これが QSwap (SC) で大口注文をするのが「非効率」と言われる理由です。
QSwap (SC) の提示する 32.29 という数字は、「全量を売り切った時の平均単価」です。
売却が進むにつれて、プールの Qubic が減り、Garth の価値が機械的に引き下げられていくため、トータルの平均値が押し下げられてしまうのです。
検証データが示す通り、大口保有者は QSwap (SC) で一度に取り引きすると思わぬ大きな目減りが生じるので QSwap (SC) と QX (SC) の売り注文を眺めながら焦らずに売るのが良いですね。
「3,000万 Qubic を一瞬で失うか、戦略的に残すか」。この差を理解することが、Qubic エコシステムで資産を守る鍵となります。
大口購入も理屈は同じで、一度に多く買うほど QX (SC) に比べて必要な Qubic が多くなります。。