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コールドウォレット

コールドウォレット(Cold Wallet)の解説

 コールドウォレットとは、インターネットから完全に隔離された状態で暗号資産(QUBICなど)の秘密鍵を保管する仕組みのことです。

 資産を「オフライン」で管理するため、オンラインハッキングやマルウェアによる盗難リスクを物理的に遮断できます。

1. コールドウォレットが必要な理由

 Qubic の公式セキュリティガイドでは、資産を「使うためのお金」と「貯めるためのお金」に分けることを推奨しています。

  • ハッキング耐性:
    • 秘密鍵がネットに繋がっていないため、遠隔操作で資金を盗まれることがありません。
  • 長期保管に最適:
    • 多額の $QUBIC を数ヶ月〜数年単位で保持する場合、コールドストレージが業界標準の安全策です。
  • 自己主権の確立:
    • 取引所(CEX)に預けるのとは異なり、自分だけが資産の完全なコントロール権を持ちます。

2. 主なコールドウォレットの種類

A. ハードウェアウォレット (Hardware Wallet)

 ハードウェアウォレット秘密鍵を専用の安全なチップ(セキュアエレメント)に保存する物理デバイスです。

  • 特徴:
    • 取引の署名時のみ PC やスマホに接続しますが、鍵自体はデバイス外に出ません。
  • Qubic対応デバイス:
    • HashWallet がネイティブサポートを提供しており、QUBICのほか、トークンやシェアの管理、QEarnの操作もデバイス上で行えます。

B. ペーパーウォレット (Paper Wallet)

 秘密鍵(シード)を紙に書き留めたり、印刷したりして保管する方法です。

  • 特徴:
    • 電子部品すら使わないため、故障の心配がありません。
  • 注意:
    • 紙が劣化したり、火災・水害で失われるリスクがあるため、金属プレートに刻印するなどの対策も取られます。

3. ホットウォレットとの比較

項目 ホットウォレット コールドウォレット
接続状態 常にオンライン 常にオフライン
利便性 高い(即座に取引可能) 低い(接続の手間が必要)
セキュリティ 低〜中(ハックの標的) 最高(物理的奪取以外不可)
主な用途 少額の日常取引、DEX利用 多額の長期保管( life savings )

4. Qubic での運用ベストプラクティス

 Qubic エコシステムにおいて、コールドウォレットを安全に運用するための習慣です。

  • シードの物理管理:
    • 55文字のシードフレーズは、絶対にスクリーンショットやクラウドに保存せず、物理的な場所で2箇所以上に分散して保管してください。
  • HashWallet の活用:
    • セキュリティ認定(EAL6+)を受けたデバイスを使用し、ファームウェア改ざんのリスクを最小化します。
  • 送金テスト:
    • コールドウォレットへ多額を移す際は、まず少額を送金して着金を確認する「テスト送金」を必ず行ってください。
tag/コールドウォレット.txt · 最終更新: by d.azuma