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目次
QX と QSwap の取引価格における構造的違い
Qubic エコシステムには、性質の異なる二つの取引プラットフォーム1)(QX (SC) と QSwap (SC))が存在します。
特定のトークン(例:CODED)を大量に購入する場合、その仕組みの違いが取得コストに大きな差を生みます。
1. 取引価格の比較例 (1億 CODED 購入時)
2026年1月現在の市場状況を例にした比較です。
| プラットフォーム | 1単位あたりの価格 | 必要資金額 (1億 CODED) |
|---|---|---|
| QX (SC) (板取引) | 1 QU / CODED (下限値) | 100,000,000 QU |
| QSwap (SC) (AMM) | 0.1819… QU / CODED | 18,198,161 QU |
| QX (SC) の取引画面 | QSwap (SC) の取引画面 |
|---|---|
| |
2. なぜこれほど価格が違うのか?
QX (Order Book 形式) の制約
QX (SC) はスマートコントラクトによる「板取引(オーダーブック)」です。
Qubic のトークンは最小単位が「1」である整数として扱われるため、マッチングエンジン上、1 QU 未満の価格設定が物理的に不可能です。
- 結果:
- トークンの価値が 1 QU を下回っている場合でも、QX では 1 QU で買い注文を出すしかなく、割高な購入となります。
QSwap (AMM 形式) の優位性
QSwap (SC) は「自動マーケットメーカー(AMM)」であり、流動性プール内のトークン比率で価格が決定されます。
- 計算の仕組み:
- 流動性プール内の $x \times y = k$ という数式に基づき、投入する QU に対して出力されるトークン量を算出するため、1 QU 未満の実効価格(サブ・クウォンタム価格)での取引が可能になります。
- 結果:
- 大量購入時、QX の価格下限に縛られず、市場の実需に基づいた適正価格(この例では約 81.8% 安い価格)で取得できます。
3. 利用時の注意点
- スリッページ:
- QSwap (SC) では、一度に大量の注文を出すとプールの比率が変動し、価格が上昇(スリッページ)します。
- 流動性:
- QX (SC) は指値(待ち注文)が可能ですが、QSwap (SC) はプールにある在庫に依存します。
tag/column/qx_or_qswap.txt · 最終更新: by d.azuma

