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Huge Pages
マイニングで CPUのハッシュレートを最大限に引き出すために不可欠な「Huge Pages(ヒュージページ)」の有効化方法を、OS別に解説します。
🐧 Ubuntu での有効化手順
Ubuntu(Linux)では、システムのメモリ設定(sysctl)とユーザーのメモリロック制限(limits.conf)を編集してHuge Pagesを有効化します。
1. sysctl.conf の編集(Huge Pagesの割り当て)
端末(ターミナル)を開き、以下のコマンドを実行して設定ファイルを開きます。
sudo nano /etc/sysctl.conf
ファイルの末尾に以下の行を追記します。Qubic のマイニングでは、AVX-512 で稼働スレッド数 x 100、avx-2 で稼働スレッド数 x 90 を設定することが推奨されています。
# 16スレッドでマイニングする場合 16*100=1600 vm.nr_hugepages=1600
保存して閉じた後、以下のコマンドで設定を反映させます。
sudo sysctl -p
2. システムの再起動
設定を完全に適用するために、Ubuntuを再起動(または一度ログアウトして再ログイン)します。
sudo reboot
3. 管理者権限でマイニングクライアントを起動
マイニングクライアントを管理者権限で実行する。
sudo ./qli-Client
3.1 管理者権限ではなくユーザー権限で実行する場合(未検証)
ユーザー権限で Huge Pages をロックできるように制限を解除したい場合。
実機で未検証なので、自身で再検証された上で自己責任で適用してください。
sudo nano /etc/security/limits.conf
ファイルの末尾(`# End of file` の前)に以下の2行を追記します。`*` はすべてのユーザーを意味します。
* soft memlock unlimited * hard memlock unlimited
設定後、再起動する。
🪟 Windows 11 での有効化手順(実機未検証)
Windows 11(Pro以上)では、「ローカル グループ ポリシー エディター」を使用して「メモリ内のページのロック」権限をユーザーに付与します。
実機で未検証なので、自身で再検証された上で自己責任で適用してください。
1. ローカル グループ ポリシー エディターを開く
- キーボードの Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- gpedit.msc と入力し、「OK」をクリックします。
2. 設定項目を探す
左側のメニューツリーから、以下の順にフォルダを展開していきます。
- [コンピューターの構成] > [Windows の設定] > [セキュリティの設定] > [ローカル ポリシー] > [ユーザー権利の割り当て]
3. 「メモリ内のページのロック」を設定する
- 右側のリストから 「メモリ内のページのロック (Lock pages in memory)」 を見つけてダブルクリックします。
- 開いたウィンドウで 「ユーザーまたはグループの追加」 ボタンをクリックします。
- 入力欄に、現在ログインしている ご自身のWindowsユーザー名(または「Administrators」)を入力します。
- 「名前の確認」 ボタンを押し、入力した名前に下線が引かれたら「OK」をクリックします。
- プロパティ画面に戻ったら「適用」>「OK」の順にクリックしてウィンドウを閉じます。
4. PCの再起動
権限の変更をOSに反映させるため、必ずPCを再起動(またはサインアウトして再サインイン)してください。
⚠️ 注意:Windows 11 Home エディションをお使いの場合
- Windows 11 Home には、標準で `gpedit.msc` が搭載されていません。
- Homeエディションの場合は、マイニングソフトを「管理者として実行」する(右クリックメニューから選択)ことで、ソフト側が一時的にHuge Pagesを有効化してくれるケースが多いです。
- 恒久的に設定したい場合は、Home版向けに `gpedit.msc` をインストールするバッチスクリプト等を利用する必要があります。
- `gpedit.msc` をインストールするバッチスクリプトはご自身で確認ください。
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