Epoch 207
MSR(Model-Specific Registers)のチューニングは、QubicやXMR(RandomXアルゴリズム等)のマイニングにおいて、CPUのキャッシュやプリフェッチの挙動を最適化し、ハッシュレートを向上させるために重要です。OS別の有効化・準備手順を解説します。Cf. Huge Pages
参考:MSR - XMRig
MSR が有効になっていると、XMR マイニングの画面で以下のように表示されます。
Linux環境では、OSのカーネルモジュールとしてMSRを読み込み、マイニングソフトがアクセスできるように設定します。
端末(ターミナル)を開き、以下のコマンドを実行して `msr-tools` をインストールします。
sudo apt update sudo apt install msr-tools
以下のコマンドで、現在のセッションにMSRモジュールを読み込みます。
sudo modprobe msr
PCを再起動するたびに手動でロードする手間を省くため、起動時に自動で読み込まれるように設定します。
echo "msr" | sudo tee -a /etc/modules
Windowsでは通常、マイニングソフト自体(WinRing0ドライバなど)がM SRの書き換えを行います。ただし、Windows 11特有の強力なセキュリティ機能がそれをブロックしてしまうため、OS側の設定変更(セキュリティ機能の緩和)が必要です。
実機で未検証なので、自身で再検証された上で自己責任で適用してください。
Windows 11のVBS(仮想化ベースのセキュリティ)機能は、MSRへの低レベルアクセスを遮断します。
MSRレジスタを書き換えるための専用ドライバをロード・実行するためには、管理者権限が必須です。