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KangarooTwelve

KangarooTwelve (K12) の解説

KangarooTwelve(K12) は、Qubic のコア・プロトコルで採用されている超高速な暗号学的ハッシュ関数です。SHA-3(Keccak)の設計思想を継承しつつ、現代のプロセッサで最高のパフォーマンスを発揮するように最適化されています。

1. Qubic における役割

Qubic が「ティックチェーン」として 1.1秒〜2秒間隔で動作するためには、データの整合性を確認するハッシュ計算が極めて速くなければなりません。

  • 署名検証: トランザクションの正当性を瞬時に確認。
  • ステート同期: 全 676 台の Neuraxon による三進法計算のハッシュ化を低遅延で実行。

2. 主な特徴

  • Keccak チームによる設計: 世界標準の SHA-3 を開発したチームによる信頼性の高いアルゴリズム。
  • 並列処理の最適化: 現代のマルチコア CPU やベクトル命令(AVX-512等)を効率的に利用可能。
  • 可変出力 (XOF): 必要に応じて任意の長さのハッシュ値を生成できる柔軟性。

3. 他のアルゴリズムとの比較

アルゴリズム 安全性 速度 主な用途
SHA-256 Bitcoin (マイニング)
SHA-3 極めて高 Ethereum 等 (標準規格)
KangarooTwelve 極めて速 Qubic (コア通信・同期)

結論

KangarooTwelve は、Qubic が目指す「リアルタイムの分散型コンピューティング」「AI 学習」を支える、目に見えないエンジンのような存在です。このアルゴリズムの採用により、Qubic は安全性を犠牲にすることなく、他のブロックチェーンを圧倒する処理速度を実現しています。

tag/kangarootwelve.1766976772.txt.gz · 最終更新: by d.azuma