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DOGEカスタムマイニング — 一時停止のお知らせ 26.07.01

DOGEカスタムマイニングの今後の進め方について、コミュニティ投票を実施しました。その結果は以下の通りです。

  • 過半数(50%以上)が「当面の間、DOGEを一時停止する」に投票
  • 残りの投票は「継続」と「永久に削除」の間でほぼ均等に割れる結果となりました。

チーム内部でも、オンチェーンの数値、マイナーからのフィードバック、そしてAIGarth(アイガース)とのリソースのトレードオフを天秤にかけながら、DOGEをどのように進めるべきか活発に議論を重ねてきました。コミュニティ投票は、そのための2つ目のインプット(意見)でした。 チームによる内部分析とコミュニティからのシグナルは、共通の方向性を指し示しています。それは、「完全に扉を閉ざすのではなく、正しい進むべき道を見極める間、一度ポーズ(一時停止)をかける」ということです。

これに伴い、次のエポック(Epoch 220の移行をもって、DOGEカスタムマイニングを一時停止いたします。

💡 具体的な「一時停止」の意味

  • アクティブなDOGEマイニング運用が停止します。 参加していたコンピュター(Computor)の皆様は、一度作業を引いていただいて構いません。
  • 技術的なインフラはそのまま維持されます。 オラクル統合、ディスパッチャー、シェア検証、収益計算など、すべて残ります。何も引き剥がされることはありません。
  • (調整を加えた上での)再開の選択肢は残されます。 これこそが皆様の過半数が求めたことであり、私たちはその意思を尊重します。

📈 今回のラウンドで得られた教訓

  • XMRプログラムが機能したのは、マイニング作業が Qubicの排出(エミッション)に構造的に結合(リンク)されていたためです。つまり、同じCPU作業で両方を獲得できました。マイナーはどちらかを選ぶ必要がなく、コンピュターの参加は事実上自動的でした。
  • 一方、DOGEにはその特性がありませんでした。個別のオプトイン(参加表明)と、個別の運用セットアップが必要でした。DOGEのフローにおいて、コンピュターの参加率がXMRほどの結束力に達することは決してありませんでした。 直接的なインセンティブがなかったため、多くのコンピュターがDOGEのフローに関与しませんでした。
  • 数字がそれを明確に物語っています。EP218の買い戻し(Buyback)売上は、日々のQubic取引高約150万ドルに対し、一週間全体でわずか約2万2000ドルに留まりました。仮にコンピュターが100%参加したとしても、達成可能な上限は、ネットワーク全体にとって意味を持つレベルには遠く及びませんでした。
  • この教訓はインセンティブ設計に関するものであり、DOGEそのものに問題があるわけではありません。 今後、外部資産を扱うプログラムを導入する場合は、後付けのボーナスレイヤーとしてではなく、初日から「構造的結合」が組み込まれている必要があります。

💬 DOGEマイナーの皆様から寄せられた声

QubicのDOGEフローを試した、あるいは検討してくださったマイナーの方々から繰り返し寄せられたフィードバックです:

  • QUBIC価格の下落に対する懸念 — 懸念されていたのは収益の安定性ではなく、価格の方向性そのものでした。
  • 日次支払いの不在 — Qubicの精算はエポック終了時(週単位)であるため、通常のプールから毎日支払いを受けることに慣れているマイナーにとっては遅く感じられます。
  • プロセスが手動に感じられる — 他のマイニング環境と比べて、運用の手際がアナログに感じられる点がありました。
  • 現状、DOGE専門プールのほうが信頼性が高い — 現時点ではQubicのフローよりも既存プールに軍配が上がるという意見です。

これらはすべて、プロダクトレベルにおける現実の課題です。不足しているのはプロトコルレベルのインセンティブ設計だけでなく、運用のUX(ユーザー体験)でもあることを示しています。将来的にアップデートを行う際は、この両方を解決する必要があります。

❓ なぜ単純にXMRに戻さないのか?

「XMRがうまくいっていたなら、なぜそこに戻さないのか?」というのは当然の疑問です。

XMRはCPUでマイニングされますが、そのCPU能力は現在、QubicのAI研究プログラムであるAigarthにコミット(投入)されています。Aigarthは今後GPUリソースも必要としていくため、将来的にGPUベースの外部資産プログラムを導入する場合にも、全く同じ制約が適用されます。計算資源はすでに(AIへ)捧げられているのです。

これは制約に縛られた結果ではなく、私たちが意図的に選択した戦略的決定です。


🚀 今後の予定

  • Ant colony(アントコロニー)は独自のタイムラインを維持します。これはメインマイニングの一部であり、最初からDOGEの代替品ではありませんでした。そのため、この開発作業は影響を受けずに継続されます。
  • もしDOGEが復活する場合は、今回のラウンドから学んだ教訓を活かし、刷新されたインセンティブモデル向上したマイナー体験(UX)を引っ提げて戻ってきます。

投票してくださったすべての方々、特に建設的な中間案(一時停止)を選択してくださった大多数の皆様に感謝いたします。私たちはその道を進みます。また、このフェーズを通じて参加してくれたコンピュター、集まってくれたマイナー、そして意見を寄せてくれたすべての人に感謝します。コミュニティのシグナルは極めて重要であり、今回皆様は明確な意思を示してくれました。

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tag/news/260701.txt · 最終更新: by d.azuma