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スペクトラム

Qubic スペクトラム (Spectrum) の解説

 Qubicにおけるスペクトラムとは、ネットワークを構成する676台の Computor(コンピューター)の状態、計算能力、および配置をリアルタイムで表現したインフラの全体像を指します。

1. スペクトラムの構造と「676」の意味

 Qubic ネットワークは、常に固定された数の主要ノードによって支えられています。

  • Computor スロット:
    • ネットワークには 0 から 675 までの、合計 676 のID(スロット)が存在します。
  • スロットの視覚化:
    • 「スペクトラム」という言葉の通り、これらのIDはしばしば26×26のグリッドや連続した色の階層として表現されます。
  • 動的な入れ替え:
    • 各スロットに入る Computor はエポックごとにパフォーマンス(uPoWの結果)に基づいて決定されます。

2. スペクトラムが示す主要な指標

 スペクトラムを監視することで、ネットワークの「健康状態」を把握できます。

  • 同期状態 (Synchronization):
    • 各ノードが現在の「Tick(ティック)」に追いついているかを確認します。
  • 計算パフォーマンス:
    • AI学習タスク(uPoW)において、どのノードが最も効率的に計算を行っているかを色の濃淡や数値で示します。
  • クォーラム(合意)への寄与:
    • 451以上の合意形成において、どのノードがアクティブに署名を行っているかを追跡します。

3. スペクトラム管理のプロセス

 Computor 候補者がスペクトラム内に入り、維持するための手順です。

  1. 候補者(Candidate)の登録:
    • まず候補ノードとしてネットワークに参加します。
  2. uPoW の実行:
    • AI学習タスクを解き、計算実績を積み上げます。
  3. ランキングの算定:
    • エポック終了時にパフォーマンスが評価されます。
  4. スペクトラムへの配属:
    • 上位676名に入れば、特定のID(スロット)が割り当てられ、Computor として活動を開始します。

4. ユーザーにとっての重要性

 一般ユーザーや投資家にとっても、スペクトラムは以下の理由で重要です。

  • ネットワークの安定性確認:
    • スペクトラム全体が同期していれば、トランザクションが迅速かつ安全に処理されている証拠となります。
  • Computor の選別:
    • 自分の資産をどの Computorにステーク(委任)するか、あるいはどの Computorを信頼するかを判断する材料になります。

結論

 Qubicのスペクトラムは、ネットワークの「生きた地図」です。676台の Computorが調和して動作する様子を視覚化し、計算能力と信頼性を一元管理することで、Qubicの透明性と高い処理能力を支えています。

tag/スペクトラム.txt · 最終更新: by d.azuma