Epoch 197
Qubicにおいて「ティック」は時間の鼓動であり、通常は約1秒ごとに進行します。しかし、何らかの理由でその秒間に合意が得られなかった場合、そのティックは「ロスト(消失)」したものとみなされます。
ロスト・ティックとは、特定のティック番号において、クォーラム(676台のComputor のうち451台以上)が同一の実行結果に署名できなかった状態を指します。
ティックの消失は、主に以下のようなインフラ上の物理的要因や論理的制約によって引き起こされます。
Qubic においてロスト・ティックはシステムの不備ではなく、設計思想の現れです。
一般ユーザーにとって、ロスト・ティックは以下のような現象として現れます。
ロスト・ティックは、Qubicが「絶対的な正確性」と「即時ファイナリティ」を維持するための代償です。不確実な歴史を作るくらいなら、その瞬間の歴史を「作らない」ことを選ぶという厳格なプロトコルが、Qubicの信頼性の根拠となっています。