Epoch 205
流動性プール(Liquidity Pool)とは、分散型取引所(DEX)や DeFi(分散型金融)において、ユーザー同士が暗号資産(トークン)をスムーズに交換できるよう、スマートコントラクト内にあらかじめ 2種類以上のトークンをペアにしてロック(預け入れ)しておく「資金のプール(貯水池)」のことです。
従来の中央集権型取引所(CEX)のような「オーダーブック(板取引)」の代わりに、AMM(自動マーケットメーカー)という仕組みを使って、このプール内の資金量を基に自動的に価格を計算し、取引を成立させます。
流動性プールを最初に作成した人、およびそこに資金を後から追加するユーザーのことをLP(Liquidity Provider:流動性提供者)と呼びます。LPには主に以下のような強力な経済的メリットがあります。
流動性提供にはメリットばかりではなく、預け入れた 2つのトークンの価格比率が預入時から大きく変動した場合に、単にウォレットでガチホ(保有)していた場合と比べて相対的に資産価値が目減りする「インパーマネント・ロス(変動損失)」という特有のリスクが伴うことには注意が必要です。