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ガス代無料

Qubic のガス代(手数料)無料モデル

 Qubic ネットワークでは、ユーザーが送金を行ったり、スマートコントラクトを実行したりする際に、イーサリアムのような「ガス代(支払手数料)」1)を支払う必要がありません。

1. なぜ無料にできるのか? (Quorum 報酬モデル)

 Qubic が無料を実現できる理由は、ネットワークの維持コストをユーザーが負担するのではなく、システム全体で吸収する独自の報酬設計にあります。

  • Computor の固定報酬:
    • ネットワークを運営する 676 台の Computor(バリデータの役割を持つ機械)は、手数料から利益を得るのではなく、毎エポック発行される固定の QUBIC 報酬によって運営されています。
  • 計算資源の直接提供:
    • ユーザーに手数料を課す代わりに、Computor たちが「有用な仕事(uPoW)」を通じてネットワークを維持するインセンティブが確立されています。

2. スパム対策としての「クォータ」と「コスト」

「無料=無限に利用できる」わけではなく、ネットワークの健全性を守るための仕組みが存在します。

  • 計算能力による制限:
    • 大量かつ悪意のあるリクエストを送るには、莫大な計算パワー(ハッシュレート)が必要となり、経済的に非合理な設計になっています。
  • バーン(焼却)モデル:
    • スマートコントラクトの「実行」は無料ですが、コントラクトの「発行(IPO)」や「投票」などの重要なアクションには、少額の QUBIC をバーン(焼却)することで優先順位やスパム耐性を持たせています。

3. ユーザーと開発者へのメリット

対象 メリット
一般ユーザー 送金ミスによるガス代の損失がなく、少額決済(マイクロペイメント)が実用的になる。
開発者 ユーザーにガス代を意識させないシームレスな dApps(ゲームやSNS等)を構築できる。
エコシステム 参加のハードルが極限まで下がり、新規ユーザーの導入(オンボーディング)が加速する。

4. 既存チェーンとの比較

項目 イーサリアム等 (EVM) Qubic
手数料 需要に応じて変動(高騰する) 常に 0 (無料)
送金失敗時のコスト ガス代だけ没収される 損失なし
経済モデル ユーザーが維持費を払う ネットワークが価値を生む

結論

 Qubic のガス代無料モデルは、ブロックチェーンの普及を妨げていた「複雑なコスト計算」を取り除きます。

 これは、AI などの膨大な計算リクエストが発生する分野において、コストを気にせずアルゴリズムを回し続けられるという、Qubic だけの圧倒的な優位性を支えています。

1)
一般的なブロックチェーン(例: Ethereum)では、ガス代はトランザクションの処理やスマートコントラクトの実行にかかる計算リソースの対価として支払われます。  これにより、バリデータ(検証者)の報酬、スパムの防止、ネットワークの混雑管理が行われます。しかし、Qubic ではこれらの概念が根本的に異なります。
tag/ガス代無料.1768740317.txt.gz · 最終更新: by d.azuma